ようやく咲いた彼岸花

今年の天候不順は農作物に大打撃を与え、極めて出荷量が落ち込んでいます。
全ての草木が枯れる冬に、濃い緑の葉を伸ばし養分を蓄える彼岸花にはこの天候は無関係と思っていましたが彼岸になってもまだ蕾が沢山残り、いつものように真紅の花をちりばめる光景は少し寂しいものがありました。
そんな彼岸の久しぶりの秋空の元、初々しい花を求めて大野の郷を散策してきました。

       
  凛と咲く 秋どらに突き刺す  
  凛として朝日に輝く大輪は見応えがあります。 秋空を突き刺すように咲き誇っています。
 
  溜池に写る 川面の映える  
  小さな溜池に映る光景は、何故か心の落ち着く空間でした。
川面に映える群生に、小魚も興味津々と顔を出しました。
 
  小丘の群生 棚田の群生  
澄み切った空間の小丘に群生していました。 かつての棚田の畦にも、昔を懐かしむように咲き誇ります。
蕾の群生 川筋に咲く
すっと立つ茎の美しさに足が止まりました。 川沿いの群生は、稲の豊作を祈っているようでした。
稲穂に絡む 黄アゲハ
稲穂と絡み合いながら美しく咲きました。 浮気な黄アゲハは花から花へと蜜を求めていました。