冬ざれの郷
キーンと冷え込む朝。大野の郷はすっかり冬ざれています。何もかにもが枯れた様に思われる郷の風景にも、よく見れば花や木の実がささやかに彩りを添えていました。そして郷の人々もその季節を楽しみながら生活をしているのです。
わずかに残った木の実は、次の風が吹くのを待っています。