秋深し


 今年の秋の訪れは、10月の冷え込みで足音が聞こえていたようで、11月上旬には木々が色づき始めていました。その後暖かい日々が続いて秋を忘れてしまいそうになっていて、気が付いたらもう木々は晩秋へと装いを変えてしまっていました。思い返せば、11月上旬は桜の紅葉が真っ盛りで紅葉色(もみじいろ)よりもう少し明るい紅(くれない)に近い色に染まっていました。そして、11月中旬には深紅(ふかきくれない)のハゼノキが目を引くようになり、楓もあっという間に色づいてしまいました。

       
  色づく里山 常緑樹の中に映える  
  里山に続く道をクヌギの紅葉が照らします。
  真っ赤な木の実が山の紅葉に溶け込んでいました。  
  もみじに染まる郷   もみじに包まれる  
  公園の木々も美しく色づいていました。     朝日にまぶしく映えています。  
イタヤカエデの紅葉   朝日に映える
ちょっとずんぐりしたイタヤカエデの紅葉です。
  イロハモミジが湖面の光に照らされていました。
湖面の色づき 朝靄に浮かぶ

湖面がすっかり下がり水没した木が顔をのぞかせていました。

  早朝の煙る水面にカモがゆったりと泳いでいました。
大きな銀杏に包まれる   銀杏
堂々とした銀杏は実をしっかりと付けていました。   たくさんの実が落ちて独特の匂いにあふれています。
晩秋の田園   幾何学模様の田園
収穫の終えた田園には藁小積みが点在しています。   自然な曲線が息をのむほど美しい借り入れ後の田んぼです。