遅咲きの彼岸花


 連日の猛暑日の残暑と渇水に季節の移ろいはすっかり惑わされ、師田原ダムも悲鳴を上げています。必ずお彼岸には咲くはずの彼岸花も、地温が下がらないためになかなか咲きませんでした。そして、お中日(9月23日)が過ぎてちらほら咲き始め、25日にようやく見頃になりました。咲き始めると、見事に赤いじゅうたんを敷き詰めたような光景が、あちらこちらに出現して驚かされてしまいます。(ちょっと少なめなような気もします。)

       
  渇水の師田原ダム全景 渇水の師田原ダム湖底  
  梅雨明けから雨らしい雨がほとんど降らず、師田原ダムはご覧の通り渇水状態です。(貯水量は17%までになっています。)
  野道に咲く   県道の彼岸花  
  彼岸花の咲く野道を歩いてみてはいかがでしょうか。 県道沿いにもたくさんの彼岸花が植えられています。  
川辺に咲く   川筋に植えられている
  川筋に沿ってたくさんの彼岸花が植えられて美しい曲線を見ることができます。
棚田の面影 畔に咲く

嘗ては棚田の畔であったのでしょう。

  田んぼのあちらこちらに彼岸花を見ることができます。
畔に咲く  あぜ道に咲く  畔に咲く
  畔筋に連なって咲く様子から、古から手入れしながら稲を育ててきた農民の姿が偲ばれます
稲穂に似合う   稲穂に似合う
  彼岸花に一番似合うのは稲穂でしょう。
対岸の彼岸花   水面に映る
対岸にひっそりと咲く奥ゆかしさがありました。   川面に映りこむと別世界を見ているような気になります。
群生   運動公園の群生
木立に囲まれて咲き誇っていました。   運動公園の群生も見事です。