彼岸花の郷


 今年の彼岸花の咲き始めは早く、9月10日頃にはポツリポツリと見かけるようになりました。あいにく秋雨前線が、居座る台風に刺激され雨の多い時期に満開を迎える場所が多く、輝くような彼岸花を鑑賞出来たのはほんの短い時間でした。一方、開花の遅くなった場所では、台風一過(9月22日以降)のまばゆい光に映し出される深紅の群生を堪能できそうでした。ともあれ、今年の彼岸花は驚くほど郷を深紅に染めていました。

       
  クロアゲハ   凛と窄  
クロアゲハがひらひらと浮気に蜜を吸い回っていました。 朝日に凛と咲く彼岸花が好きです。  
  岡に咲く   朝日に輝く  
  小高い丘の群生に差し込む日差しに、輝きを増した花たちを見ることができます。
岡に咲く   群生
大野の郷を散策すると、至る所で群生と巡り合うことができました。今年は特に多いようでした。
稲穂に似合う 稲穂に映える

稲穂に良く似合う彼岸花は、お互いに引き立て合える良い関係なのでしょう。

廃墟に咲く   街を見下ろす
廃墟に美しく咲くほどに、悲しさを覚えてしまいます。 深紅の群生が「元気を出せ。」とエールを送っているようでした。  
川筋に並ぶ   川辺に咲く
川筋に並んだ彼岸花に見守られて、農作業にも精が出ます。   川辺に行儀よく並んだ彼岸花は、地域の方々が育てています。
雨に濡れる   雨に咲く
雨上がりの濡れた彼岸花は、それでなくても妖艶な姿をより一層魅惑的にしているようでした。 
運動公園に咲く   運動公園に咲く  
県央空港の向かいにある運動公園では、見事に咲き誇る彼岸花が出迎えてくれました。