冬ざれ


 寒風吹きすさぶ師走の郷では、忙しげな人々とは違いすっかり静かな冬の佇まいになってきました。
 今年は日中に陽の射す時間が短く寒いのですが、霜が降りることが比較的少ないような気がしています。そのため日照不足で野菜全般で出来が良くなくて農家は苦しんでいます。とはいうものの、里芋は順調な生育をしており霜の降りるこの時期は寒さと格闘しながら収穫の真っ盛りです。 冬ざれた郷の風景をお楽しみください。

         
  風   里山  
強い北風が吹くすさび体の芯まで冷え切ってしまいます。   藁はロールベールラップサイロで発酵して飼料になります。  
  ほうれんそう   はくさい  
  霜にあたったホウレンソウは甘みを増していきます。   朝日に輝く白菜畑は壮大です。  
里芋   里芋
霜に当たり萎れた里芋は土の中で大きくなるそうです。   掘り起こされた里芋たちです。  
里芋の収穫   里芋の片づけ作業  
寒風の吹きすさぶ中での里芋の収穫は腕力も体力も必要で大変な作業です。  
霜柱   霜  
立派な霜柱が立っています。   雑草が霜で化粧をしているようです。  
大根   キャベツ  
大根が寒さに負けず力強く育っています。   収穫したキャベツの芯から力強く芽吹いていました。  
木の実   ピラカンサ  
木の実が風に揺られていました。   真っ赤なピラカンサが、モノトーンの景色に彩を添えています。  
しだはらの雪   郷の雪模様  
晴天で放射冷却の厳しい朝に黒い雲が近づいてきたかと思うと大粒の雪が舞い始めました。  
釣り人   冬ざれたしだはら  
休日の朝、夢見橋の上で親子が釣りを楽しんでいました。   冬ざれた里山に朝日が射しこみ光と影の世界を見せてくれます。  
冬の陽光   冬の陽光
湖面に映える陽光の景色に心奪われる瞬間でした。