アグレッシュおおいた

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氏名 田中拓次
写真   田中拓次 田中拓次 田中拓次
年齢 34歳
家族 妻 娘一人 猫 妻のお腹に一人(性別不明)
住所 豊後大野市千歳町柴山163番地
栽培品目
直売の有無 有り 道の駅清川で月2回程度催事販売 電話での通販 各直売所の店頭など
出身地 熊本県熊本市水前寺公園
前職 茶仲卸業の会社勤務(父が経営)
就農のきっかけ 実家が茶の仲卸を営んでおり、自社の生産部門を作ることになり、その担当として茶の栽培・生産を開始した。大学卒業後、三重県(茶生産全国3位)の農業大学校の茶業コースを2年間履修(H13〜H14)。卒業後、親の会社に1年勤務(H15)。勤務してすぐに大分での茶新植事業の話が来て、H16年3月に4.0ha茶園を新植し、茶業経営をスタートした。
最初に相談したところ 県庁の園芸振興室 もともと熊本で圃場を探していたが、なかなか貸して貰えず、行政もあまり支援してくれなかったので、父が大分へ仕事で出向いた際に県庁へ立ち寄って、当時の担当者に話をしたのがきっかけ。 
大分は新規参入を積極的に支援していたので、こちらが動く前に、旧大野郡千歳村に遊休農地を見つけてくれて、村役場も積極的に誘致してくれた。
目標 まずは黒字化。霜害・干ばつなどで2年も黒字化目標年がずれ込んでいるので、今年こそは現金ベースで黒字化を果たしたい。そして、売上約4,000万円 年収600万円を3年後(H27)には達成したい。
千歳町の茶生産者は後継者がいないので、私が茶園を引き継いで、現在6.5haの経営面積だが、最終的には10ha超の経営面積まで拡大したい。
うれしかったこと 農業後継者の仲間ができたこと。その繋がりで妻とも出会えた。 美味しいお茶が作れたこと 最初の3年は不味いのしかできず3年間辛い思いをしたが、苦労の末、H19年にようやく人前に出しても恥ずかしくないお茶が出来たのが一番の喜びだった。
つらかったこと 経営面積に対して経験や知恵はもちろんだが、労働力・機械・そして運転資金が圧倒的に不足していた。無理して働いたので、ストレスで酷い偏頭痛持ちになったり、体が持たなくなった。 就農当初の甘すぎたシミュレーションのツケを今でも払い続けていると思う。
家族からの一言 大型機械の仕事が多いので、ケガに気を付けて、美味しいお茶を一緒に作りましょう!!
その他助言など 親が農業しているわけではないので、経験や知恵がないため、様々な失敗をしてきた。要らない機械を買ったり、その機械をメンテ不足で壊したり・・・。こうしてはどうか、とアイデアで買ったものが全然役に立たなかったり。作業でもムリ・ムラ・ムダだらけだったなぁ〜と思う。 とにかく始める前に綿密なシミュレーションと、資金計画が大事だと思うし、まずは農業生産法人で、短期でもバイトでも良いから仕事をしてみた方が良いと思います。 その仕事場での経験もそうだけど、就農後も自分を叱ってくれたり、教えてくれたり、何かあった時に指導してくれる経験者を見つけておくことがすごく大切だと思う。