晩秋の情景


 ひと雨ごとに気温が1℃下がっていくと言いますが、秋も深まり郷もすっかり衣替えをしてしまいました。今年はすっきりした秋晴れの日が少なく冷え込みがさほど厳しくないのでしょう、木々の彩りも少しさみしい気がします。それでも、慌ただしい時の流れの合間の秋晴れに、カメラを担いで師田原ダムへ出かけてきました。そこは思ったとおり、満ち溢れた晩秋の情景に出会うことができました。

       
  すじ雲 里山  
  澄み切った青空に秋のすじ雲がさわやかに靡いていました。
里山を背負ってたたずむ古い蔵がありました。  
  藁小積み 朝霧  
  朝日に浮かび上がる藁小積みが眩しく映りました。 静かな山間を朝霧が包んでいました。  
藁小積み ひこばえ
晴れ渡った寒い朝に初霜が降りていました。 稲株に生えた「ひこばえ」に朝露が光っていました。
楓 鮮やか

師田原ダムの周囲には透き通るほど鮮やかに楓が紅葉していました。

紅葉   楓
さまざまな木々が様々な色に衣替えをしていました。
湖畔の紅葉   ススキ
湖畔に映る風景は申し分なくきれいです。   朝霧の湖面に映る吊り橋とススキのコラボです。
水面の描画   水面の描画
水面は絵画の展覧会を開いているようでした。