命の芽吹き


 雪でも降らない限り郷の景色は朽葉色(くちばいろ)のままです。ところどころに椿や南天の赤が彩りを添えています。寒い雨の日は朽葉色の風景は、表現が難しいのですが眩しい赤に近い緋(あけ)色になります。こんな枯葉ばかりの風景もよく観察してみると、美しく輝く命の芽吹きがいたるところに見えています。

       
  蟷螂の卵 蓑虫  
  蟷螂の卵は暖かくなる季節まで静かにその日を待ちます。
  蓑虫は桃の木に同化したようにくっついていました。  
  梅の蕾 もうすぐ咲きます  
  平野では梅の花が見頃を迎えようとしていますが、大野の郷ではあと少しで開花が見られそうです。  
  柿のへた ホトケノザ  
ヘタだけ柿の木もよくみれば新緑の芽吹きが見えます。   ホトケノザの群生が至る所に見られます。
桃の新芽   桜の新芽
産毛が眩しく光る 桃の新芽です。
  ソメイヨシノはまだまだ硬く蕾を閉じています。
ボタン桜 ボタン桜の新芽

ボタン桜は4月中旬から見頃になるのですが、もう茜色の新芽が見られます。