木枯らしの季節


 暖冬と言われていましたが、12月中旬から強い冬将軍が出現して、全国的に厳しい冬の試練が続いています。大野の郷では、紅葉の名残を残す里山のクヌギの葉もずいぶん落ちて寂しくなりました。その落ち葉は、再び土に還り翌年の成長に役立つ自然の循環の営みだと思うと、感慨深いものがあります。厳しい寒さの中に息づく生命の力強さを感じつつ、新しい年に期待を寄せる年末です。

       
  朝霧の郷 里山の冬  
  朝霧に煙る里山が光って見えます。
  寒い朝、少しずつ朝日が差し込み田んぼも明るくなります。  
  当時には柚子湯   銀杏のじゅうたん  
  12月22日の冬至には柚子湯はいかがでしょうか。     イチョウの葉が地面を敷き詰め、絨毯のようになっていました。  
棚田へ続く道   初雪に佇む
久しぶりに降った初雪は棚田へと誘っているようでした。
  初雪に落ち葉もすっかり覆われてしまいました。
寒さに耐える彼岸花の葉 サザンカの並木

ご存じだったでしょうか?真冬の濃い緑は彼岸花の葉です。

  サザンカの並木を軽快に走り抜けます。
寒さの農作業   夕暮れの風景
霜に負けぬように丁寧に土を覆い被せていました。   黄昏の田園は帰り支度を急いでいました。
嵐の予感   さわやかなクヌギ林
今にも雪の降りそうな不安な時間が過ぎていきます。   麗らかな小春日和はのんびりとお昼寝でもしましょうか。