早春の草花


 2月中旬から続いた長い菜種梅雨に辟易していましたが、3月15日からの久しぶりの晴天につられて温室周囲の草むらを見て回りました。わずかにあった菜の花を切らずに置いておいたら、いつの間にか温室の裏の空き地はまるで菜の花畑のようになってしまいました。菜の花の甘い香りに包まれてよく見れば、ナズナとオオイヌノフグリの群生に負けずに幾つもの草花がたくましく咲いていました。それらは数ミリの小さな花たちでした。
花の名前は「やほー」のAYATOさんに監修していただきました。

       
  まるで菜の花畑 菜の花・ナズナ・オオイヌノフグリ  
  温室の裏の空き地はまるで菜の花畑のようです。
空地にはナズナやオオイヌノフグリが群生しています。  
  ムラサキケマン タネツケバナ  
  ムラサキケマン(紫華鬘)華鬘は仏殿装飾具のことです。 タネツケバナです。 葉っぱの変化が面白そうです。  
オランダミミナグサ ホトケノザ
オランダミミナグサです。在来種に耳菜草があります。 ホトケノザの花は面白い形をしています。
セイヨウタンポポ オオイヌノフグリ

セイヨウタンポポの綿毛です。奥に見えるのは花です。

  オオイヌノフグリは小さな花ですが威張った形をしています。
菜の花   スミレ
菜の花の花冠を見ることはめったにないことです。   スミレは地を這うようにひっそりと咲いています。
スイバ   ナズナ
スイバもつぼみを出してきました。   かわいいナズナの花です。
虻   イタドリハムシ
虻が花粉だらけになって、菜の花の蜜をあさっていました。  

テントウムシによく似ていますがイタドリハムシといいます。
福光村・昆虫記HP.の管理人さんに教えていただきました。