郷の山桜


 今年の春はずいぶん足早にやってきて、3月半ばにはもう桜が咲き始め、4月には葉桜になってしまうのではないかとはらはらしました。しかし、後半は朝方の冷え込みがあって、ソメイヨシノは入学式まで何とかもってくれました。唱歌「春が来た」で歌われるように、山桜は3月下旬には見ごろになり郷の山々は美しく彩られ、春の到来を喜んでいるようでした。また、山桜の葉は緋(あけ)色で花が落ちても色鮮やかに山を染めてくれます。

       
  沈堕の滝 平井川より眺める  
  沈堕の滝の周囲には山桜が鮮やかに咲いていました。
春の穏やかな平井川からも山桜が望めます。  
  川沿いの山桜 大野川沿いの山桜  
  川沿いの山々に競うように咲いていました。 大野側を望んで撓むほどの花が咲いていました。  
山一面に咲き誇る 眩しく染める
緋色の葉桜も美しく、一面山桜に覆われています。 朝日に眩しく輝いています。
孤高に美しく 群れをなして美しく

気高く孤高の桜が光っています。

  群生をなして輝きます。
個々に競い合う   寄り添って美しく
個々の桜は美しさを競い合っているようです。   寄り添うようにお互いを引き立てあいながら美しく咲いています。
光り輝く   しっとりと美しく
朝日を浴びて力いっぱい咲いていました。   可憐にひっそりと、和の奥ゆかしさを感じました。