寒さの季節


 12月の半ばになってようやく冬らしくなり、このところ朝方は零下の日が続き、霜で化粧した枯れ草や野菜が美しく朝日に輝いていました。春の植え付けの準備に起こした芸術的な模様の畑も、霜に覆われてひと際美しさを増していました。また、ぐっと冷え込む夕方には、夕焼けに透けて葉を落とした落葉樹が恥ずかしそうにシルエットを見せてくれました。

       
  輝く大地   凍てつく畑  
黄金色に輝く大地の模様が明るい未来を予感させます。   霜に覆われた畑はひたすら春を待ち望んでいるようでした。  
  白いサクラソウ   サクラソウピンク  
  季節を間違えたのか、霜を纏い寒さに凍えながらサクラソウがひっそりと咲いていました。  
サニーレタスの化粧   寒さのサニーレタス
サニーレタスもすっかり霜に覆われて、朝日に輝いて耐えていました。  
白菜の芸術 不思議な白菜の造形

葉に付いた霜で芸術作品になった白菜たちでした。

白菜畑   白菜畑
ズラリと並んだ白菜畑にもすっぽりと霜が覆っていました。  
哀れな白菜   収穫間近
霜に当たって収穫できなくなった白菜は哀れです。   寒さに打ち勝って美味しくなったサニーレタスです。
夕焼けの雑木林   夕焼けのススキ
夕日に透ける落葉したクヌギは寒そうでした。  ススキも寂しげに風になびいていました。  
孤独な立木   百日紅  
落葉しながらも孤高にそびえる様子は誇らしげでもあります。   夏の長い間ピンクの花を付けた百日紅の冬です。